介護施設でコロナ療養患者１人15万円補助

2021/05/27 ・かかり増し経費に追加 　厚生労働省は21日、高齢者施設などでの感染防止対策や感染者発生時の支援策をまとめ、都道府県などに事務連絡した。施設入所者が新型コロナウイルスに感染し、病床ひっ迫などによりやむを得ず施設内療養をすることになった施設に、施設内療養者1人につき15万円を補助する。15日以内に入院した場合は、施設内療養期間に応じて1日当たり1万円を日割り補助する。 （以下略）

介護職の週休3日制好評

2021/05/27 ・2年目の施設募集開始 　宮城県は24日から、介護施設での週休3日制の導入を支援する事業の事業者募集を開始した。同事業は昨年度スタート。「残業が減り職員の負担軽減になった」「休暇取得が増えた」などの効果があったため、今年度も継続し、対象施設に有料老人ホームを加えるなどして制度のすそ野の拡大を目指す。 （以下略）

GHでクラスター“対策にやり過ぎなし”

2021/05/27 ・分かりやすく情報整理を 　かながわ福祉サービス振興会（瀬戸恒彦理事長）は14日にオンラインセミナー「介護施設で新型コロナ、その時どうする？～介護現場のクラスターの現実～」を開催した。講師のアポロ・サンズHD介護事業本部看護部長・木本明恵氏が、クラスターが発生した施設での状況、看護師としての対応を報告した。 （以下略）

LGBT介護士の安心を実現

2021/05/27 ・「訪問介護事業所SAISON」を運営 　LGBTの人が差別なく介護サービスの利用・提供ができる社会の実現を目指すNPO法人「Startline.net」（八王子市）は、ALS等の障害のある人たちに重度訪問介護サービスを提供する「訪問介護事業所SAISON」を運営している。トランスジェンダー当事者で代表の佐藤悠祐さんは「当事者が働きやすい職場環境を整えています。LGBT差別のない施設立ち上げや介護保険事業への足掛かりにしたい」と話す。 （以下略）

ヤングケアラー支援を推進

2021/05/20 ・介護サービス提供時の取扱い明確化 　厚生労働省と文部科学省によるヤングケアラーの支援に向けた連携プロジェクトチームは、ヤングケアラーの支援策についての報告書をまとめ、17日に公表した。ヤングケアラーのいる家族に介護サービスを提供する際の取り扱いを検討するとしている。大きく3つの柱で支援策をまとめた。 （以下略）

8期介護保険料 全国平均6014円

2021/05/20 ・厚労省集計 6千円以上の保険者4割 　厚生労働省は14日、第8期介護保険事業計画における介護保険の第1号保険料が、全国平均（月額・加重平均）で6014円になったと発表した。第7期の平均より145円（2.5%）上昇し、6千円を超えたことが明らかになった。 （以下略）

「ノーリフトケア」を当たり前に　〈下〉

2021/05/20 ・峠田氏 生まれるゆとりで豊かな介護を 　保田氏 地域を変え新たな文化創造へ 　前回は、ノーリフトケアが単にリフトなどの道具を活用することではなく、働く人の安全と健康を守る組織への改革であるという本質的な意義と、その取り組みを通してプロとして成長していく認識を介護や医療現場が共有していくことの重要性などをお伝えした。後半ではノーリフトケアの普及・定着が業界や社会の未来を変えていく可能性を考えてみたい。 （以下略）

デザイン、着心地にこだわった介護肌着

2021/05/20 ・ヤマニ「入院中こそおしゃれを」 　長崎県に本社をおく「ヤマニ」は着心地よく、おしゃれな介護肌着「ヤマニーケアプラス」を製作、販売している。代表を務めるのは山石素子さん。妹と2人で2018年に介護肌着を作るために起業。「友人が、いわゆるババシャツに自分でレースやリボンを縫い付け、入院中のおしゃれな母親にプレゼントしたら、本人はもちろん、看護師からもほめられたという話を聞いて心を動かされました」（山石さん） （以下略）

ケアプラン有料化に反対

2021/05/13 ・財務省の主張、根拠が不十分 　財務省が先月、財政制度等審議会にケアプランの自己負担導入を提言したのを受け、日本介護支援専門員協会（柴口里則会長）は4月30日、反対の意見を表明した。「他の介護保険サービスと同様に利用者負担を導入するのが自然」とする指摘に対して、声明では、地域住民の相談対応や、介護保険以外の手続きや申請の代行など公的機関が担うべき業務も担う居宅介護支援は社会的インフラであり、「他の居宅サービスと同じ視点で利用者負担を議論すべきではない」と訴えている。 （以下略）

包括にひきこもり調査

2021/05/13 ・92％が存在を把握 　東京都は4月26日、行政機関や民生委員等を対象にした初の「ひきこもりに関する支援状況等調査」の結果を公表した。地域包括支援センターの92.4%が、地区内にひきこもりがいることを把握していると回答。そのうち3.9%は、中高年層のひきこもりを新たに把握することが、月1件程度あると回答した。 （以下略）

「ノーリフトケア」を当たり前に　〈上〉

2021/05/13 ・垰田氏 安全で健康な組織への改革 　人の力だけで持ち上げたり抱え上げたりしない「ノーリフトケア」。取り組んだ介護現場では働く人の腰痛が減っただけでなく、離職率の改善や利用者へのケアの質向上、そして経営の安定化など様々な効果を生み出している。そこで改めて普及に向けて尽力している日本ノーリフト協会代表理事・保田淳子さんとびわこリハビリテーション専門職大学教授・垰田和史さんに、ノーリフトケアの本質的な意義や定着するために何が重要なのかを語っていただいた。 （以下略）

作業所商品の販路を開拓！

2021/05/13 ・障害のある人がものづくりで稼げる未来へ 　主に精神・知的障害のある人が福祉作業所や個人で製作した雑貨等を仕入れ、オンラインショップやイベントで販売しているNPO法人「SOU」（立川市）。全国約25の事業所・100アイテムを取り扱い、障害のある人がもの作りを通じて少しでも稼げるようになるための販路拡大を図っている。代表の友田由香さんは「クオリティが高いだけではなく、気取った感じのしない温かみのある雰囲気が共通する商品の魅力です」と話す。 （以下略）