基本給等への充当要件

2021/12/27 ・介護職の収入引き上げ 　厚生労働省は今年2～9月に介護職員の収入を月額平均3%（9千円）引き上げるための補助金について、詳細な条件を12月24日に開催した介護給付費分科会に示した。事業所は、2～3月に賃上げした旨を知らせる書類を都道府県に提出。実際の申請受け付けは4月からで、6月から補助金を毎月交付する。 （以下略）

有効性の判断は「困難」

2021/12/27 ・アデュカヌマブ、継続審議に 　厚生労働省の薬事・食品衛生審議会医薬品第一部会は12月22日、アルツハイマー病の発症の要因とされているアミロイドβに直接作用する初の治療薬「アデュヘルム点滴静注（一般名：アデュカヌマブ）」の承認を了承せず、継続審議とした。 （以下略）

遠藤・鷲見新体制へ

2021/12/27 ・特定施設新設、M&A活用推進 　SOMPOケアは2022年4月1日付で代表取締役会長CEOに代表取締役社長COOの遠藤健氏を、代表取締役社長COOに損害保険ジャパン執行役員人事部長の鷲見隆充氏が就任する人事を発表した。遠藤氏は1976年に安田火災海上保険に入社。2015年にSOMPOケアネクスト代表取締役社長、18年に現職。 （以下略）

「眠りSCAN」活用した介護福祉士養成講座開設

2021/12/27 ・三光学園 　三光学園（文京区、昼間一彦理事長）は2022年2月から、パラマウントベッド（江東区、木村友彦社長）が開発・販売する見守りシステム「眠りSCAN」を利用し、睡眠の分析から根拠に基づく介護技術を習得する講座を、介護福祉士養成課程の必修科目の中に導入する。全国でも初めての試みだ。 （以下略）

診療報酬改定基本方針を決定

2021/12/16 ・看護収入増に必要な対応を 　社会保障審議会の医療保険部会（田辺良昭国立社会保障・人口問題研究所）と医療部会（永井良三自治医科大学学長）は9日、2022年度の診療報酬改定の基本方針を決定した。年明け1月に厚労相から中医協への諮問が行われる予定。 （以下略）

訪問介護の駐車場確保を

2021/12/16 ・官民連携協定を締結 　八王子市は11月22日、八王子市民のための医療と介護連携協議会（孫田誠三理事長、以下：医介連）とタイムズ24（品川区、西川光一社長）の三者で、訪問介護時の駐車場確保について連携協定を締結した。市によると、医療・看護分野での官民連携協定は全国初。タイムズ24の予約制駐車場サービスである「タイムズのB」を活用し、市内で訪問系事業所が専用で利用できる登録駐車場を新たに確保する。 （以下略）

ICT活用で夜勤介護スタッフの負担減

2021/12/16 ・品質向上も評価 　SOMPOケア（品川区、遠藤健社長）はこのほど、第9回アジア太平洋高齢者ケア革新アワードにおいて、テクノロジーを活用した優れた介護オペレーションを表彰する「BEST SMART CARE TECHNOLOGY ‐OPERATIONAL MANAGEMENT SOLUTION」部門で最優秀賞、「INNOVATION OF THE YEAR ‐PRODUCTIVITY」部門でファイナリスト（優秀賞）を受賞した。 （以下略）

「持ち上げない介護」促進へ

2021/12/16 ・自社開発のリフト発売 　パラマウントベッド（江東区、木村友彦社長）は12月から、自社開発したベッド設置式の介護リフトを発売した。負担の大きい移乗介助で腰痛に苦しむ介護職を減らすため、人力で抱え上げない介護「ノーリフティングケア」を推進するのがねらいだとしている。 （以下略）

介護報酬など分配機能の見直しを

2021/12/09 ・高齢化伸びも厳格化主張 　財務省の財政制度等審議会（会長＝榊原定征東レ社友 元社長・会長）は3日、2022年度予算案の編成に向けた建議をまとめ、鈴木俊一財務相に提出した。　建議は総論で、新型コロナウイルス感染症拡大という緊急事態により、経済面・財政面ともに「戦後最大の例外」という状態になったとの認識を示した上で、今後はその例外対応から脱却する方向性を打ち出した。 （以下略）

月額7万円の賃上げ

2021/12/09 ・厚労相に要請書提出 　介護従事者が加盟する労働組合「日本介護クラフトユニオン」（NCCU、染川朗会長）は8日、岸田内閣が表明した介護従事者の賃金引き上げに関する要請書を、後藤茂之厚生労働大臣宛てに提出した。介護従事者の賃金が全産業平均と比べて月収約7万円、年収約120万円低いとしたうえで、早急に全産業平均水準の賃金となるよう新たな措置を講ずるよう求めている。 （以下略）

ケアマネ合格率23.3%

2021/12/09 ・4年ぶりに20%台に上昇 　10月10日に実施された「第24回介護支援専門員実務研修受講試験」の合格発表が2日に行われた。本紙が各都道府県のホームページ上での発表や電話での聞き取りにより合格者数を集計したところ、今回試験は、全国で5万4297人が受験し、うち1万2662人が合格、合格率は23.3%だった。 （以下略）

保険外サービスを安価に使いやすく

2021/12/09 ・ネットでマッチング 　制度改正や報酬改定の度に給付制限の色合いが濃くなる介護保険の一方で、保険外サービスへのニーズが高まっている。クラウドケア（渋谷区、小嶋潤一・桐山典悦共同創業者）は、必要な生活支援サービスを「確実に、安価に」届けることを目指し、ネット上で利用者のニーズに合ったヘルパーを派遣するマッチングプラットフォームを運営している。介護保険で働きにくさを抱えているヘルパーにとってもやりがいが大きく、登録者が増えているという。 （以下略）

特定技能「介護」 半年で2.3倍増に

2021/12/02 ・9月末で約4千人 　出入国在留管理庁はこのほど、今年9月末時点で在留資格「特定技能1号」で日本に在留する外国人が3万8337人に上ったとする速報値を公表した。昨年9月末時点の8769人と比較すると4.37倍に増加。介護分野も今年3月末の1705人から、今年9月末には3947人と半年で2.3倍に増加している。 （以下略）

平時から施設へ看護師派遣

2021/12/02 ・リリーフナースに2千万円 　埼玉県は11月25日、新型コロナウイルス対策や、ポストコロナを見据えた社会活性化のための事業者支援などを盛り込んだ今年度12月補正予算案を公表した。12月定例会に提出する。今後の感染再拡大に備えて、クラスターが発生した高齢者施設や障害者施設に対し、県が契約した看護師を派遣する事業費として2分野合わせて2136万円を計上している。 （以下略）

介護職員の給与改善 養護や軽費ホームにも拡大を

2021/12/02 ・政府に要望書提出 　全国老人福祉施設協議会（平石朗会長、以下全国老施協）は11月26日、政府の公的価格評価検討委員会宛に「介護職員の給与の公的価格に関する要望について」を提出した。給与改善の対象を介護保険事業の介護職員に限定することなく、広く対象とすることを最大の目的としている。 （以下略）

介護ビッグデータ活用へ ブライト・ヴィーとプラットフォーム構築

2021/12/02 ・転倒、発熱検知から実証 　SOMPOホールディングス（新宿区、櫻田謙悟社長）とSOMPOケア（品川区、遠藤健社長）は11月25日、ブライト・ヴィー（愛知県名古屋市、飯田友一社長）が提供しているデータ連携プラットフォーム「ケアデータコネクト」の新しいシステムモデルについて、共同で構築することに合意、発表した。 （以下略）